Appcelerator CLI Coreをアップデートする
先日、LiveViewのお試しなどでAppcelerator Studioをいじっていたところ、Appcelerator StudioとCLI、そしてCLI Coreのアップデートの通知が出てきました。
Appcelerator CLIとCLI Coreのバージョンが違っているあたり、今ひとつ関係がよくわかっていませんが。
私のAppcelerator Studioの環境は、Node.jsのバージョン管理ツールndenvと組み合わせているせいか、若干無理やり導入しています。
Appcelerator Studioからアップデートを実行することもできますが、Node.js側の環境に何か影響が出てしまうことも考えて、とりあえずStudioをアップデートする前に、Appcelerator CLIのみでアップデートすることにしました。
CLIをアップデートしてもCLI Coreはアップデートされない
Appcelerator CLIはnpmで提供されているので、npmのアップデートコマンドを実行します。
$ npm update -g appcelerator
これで当初入っていた4.0.0から4.0.1にアップデートされたので、さあ次はAppcelerator Studioの番だ、と思ってStudioを起動したところ、
Appcelerator Studioと一緒にアップデートが来ているみたいなんだけど、CLI Coreってnpmで配布されていないものなのかな?もう一度 `appc setup` すれば良い?CLI自体は更新できたんだけど… pic.twitter.com/gKmEr1Mplr
— Umi Uyura (@umi_uyura) 2015, 6月 12
あれ?CLI Coreはアップデートされていないぞ?ということになりました。
まあStudioからアップデートしても良いのですが、Studioを使っていない環境のことも考えれば、CLIベースでアップデートの方法があるはず、と探してみたところ、どうやら appc use
を使えばアップデートできることがわかりました。
※最初 appc use
に気づかずに、 appc setup
をやりなおしてしまいました。まあ、いちおうこれでも最新の状態にはなりますが…
appc use
の使い方
appc use
はCLI Coreのバージョンを切り替えるコマンドのようです。
引数なしで実行すると、利用可能なバージョンの一覧が表示されます。新しいバージョンの有無も確認してくれるようです。
$ appc use
バージョンを切り替える場合は、引数で指定します。
指定したバージョンが環境にない場合は、ダウンロードが始まります。
$ appc use <バージョン>
引数に latest
を指定すると、最新版のチェックおよび切り替えをしてくれるようです。
$ appc use latest
まとめ
appc use
でCLI Coreをアップデート後、Appcelerator Studioを起動すると、アップデート通知からCLI Coreが消えてくれました。
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