GitHub PatchWork Tokyoにメンターとして参加させていただきました
メンターが足りてないのでGitとGitHubを使ったことがある人でメンターやってもいいよって人は是非ご登録ください! 12月19日 GitHub Patchwork Tokyo https://t.co/AsS18Qv08u
— Takafumi Ikeda (@ikeike443) December 12, 2015
9月に参加させていただいたGitHub Patchwork Tokyo、自分的にはとても楽しいイベントでした。
上のツイートを見かけて、参加者は満員なのに、メンターはその時点で募集人数の半分くらいしか埋まっていなかったようだったので、 他のメンターを呼びに行く係 くらいにはなれるかもしれないと思って、参加させていただくことにしました。
まだ小さい子供がいる身としては、特に夕方以降の動ける時間が限られるため、なかなか週末のイベント等には参加しづらい状況なのですが、幸いにして10:30〜14:00という昼間の時間帯だったのもポイントでした。
会場も前回と同じ、dots.。
イベント&コミュニティスペース - dots.[ドッツ] in 渋谷
dots.はPatchworkのときにしか入ったことがないので、つまり自分がdots.に来るのも2回目なのですが、広いしキレイだしオシャレだしで、こういうイベントのときには本当に良いですね。
Scott Chacon氏
今回もGitHubのスタッフの方々も何名か参加されていて、その中のひとりで、GitHub共同創業者の Scott Chaconさん が開催の挨拶をされていました。
日本語勉強中とのことでしたが、喋り始めが「あのー」からだったあたり、すでにマスターされている印象。
イベント終了後、アイドルばりにツーショット写真の列ができていたのも、その人柄からでしょうか。
Git-it Electronの日本語化
前回同様、教材としてGit-it Electronが使われていましたが、今回はGitHubの日本人スタッフの ikeike443 こと池田さん が日本語訳を追加したバージョンが用意されていました。
確かに前回私がやったときは、まず英語を読むのに苦労したので、これはとてもありがたい対応ですね。私のように英語が苦手な人でも、非常にとっつきやすくなっています。
メンターとして参加してみて
正直なところ、それこそ先日のPatchworkで始めてプルリクエストを出してみた程度のレベルのGit&GitHub力なので、どこまでサポートできるのか不安でした。
ただ、参加されている方はエンジニアばかりでもなく、むしろIT系の営業だったりデザイナーだったり、ふだんコマンドラインなど触らないような仕事をされているという方も多くいらっしゃり、課題の内容というよりは、最初の環境構築的なところでひっかかってしまうケース(特にWindows)なども多かったので、その辺りはフォローできたかな、と思います。
たまにGitの仕組みのような質問を受けて、変な汗をかきながらシドロモドロに答えたりしつつも、それでも一緒になって問題解決ができたりすると、やっぱり楽しいですね。
この日もランチタイムにはピザとドーナッツが振る舞われました。(ドリンクも無料で提供されました)
写真でもあれば良かったんですけど、そういう余裕はありませんでした。。。
青山学院大学 古橋大地教授
この日のゲストとして、オープンソースやオープンデータの意義などについて、 青山学院大学の古橋大地教授 のスピーチがありました。
古橋氏はOpenStreetMapの活動を率いていらっしゃる方でした。
OpenStreetMap Japan | 自由な地図をみんなの手に/The Free Wiki World Map
OpenStreetMapが目指しているのはオープンな地図情報ということで、商用利用や印刷・配布などに規約で制限がついてしまうGoogle Mapなどとは異なり、印刷も配布も商用利用も可能なものを作ることにあるそうです。
東日本大震災や2010年のハイチ地震のときなどにも、マッパーと呼ばれる方々の活動によって、震災発生後すぐに現地の道路情報が整備されていき、避難所の情報などを提供されたそうです。
この整備されていく様子を映像化したものを見せていただきましたが、とても圧巻でした。
また、OpenStreetMapの地図データ形式であるgeoJSONは、実はGitHubも対応していて、Gistでも良いのでgeoJSON形式のデータをあげると、GitHub上でマッピングされるそうです。これを利用して、OpenStreetMapのデータのやり取りなどで、GitHubを活用されているとのこと。
Mapping geoJSON files on GitHub - User Documentation
GitHub堀江さんの話によると、どうやらGitHubには地図オタクの方がたくさんいるそうで、こうした対応に一役買っているようです。
また、今後はオープンな空撮データ(OpenAerialMap)も作っていきたいということで、関連して以下のような活動もはじめられたようです。
ドローンで災害地を救え!世界初の救援隊「DRONE BIRD」始動(古橋大地(DRONE BIRD隊長)) - READYFOR (レディーフォー)
OpenStreetMapの存在は知っていたものの、こんな風に展開しているとは知らなかったので、とても興味深かったです。
最後に
GitHub PatchWorkは、とても楽しいイベントです。
今後も開催されるようなので、そのときはまたお手伝いなどさせていただければなーと思います。
Gitが、おもしろいほどわかる基本の使い方33〈バージョン管理、SourceTree、Bitbucket〉
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