「Web制作者のためのGitHubの教科書」を読んでみた
TimezoneConv を作ったときにGitHub Pagesを使ってみた流れで、以前Kindle 75%セールのときに買っていた「Web制作者のためのGitHubの教科書」を読んでみました。
Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール
- 作者: 塩谷啓,紫竹佑騎,原一成,平木聡
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
いちおうGitHubアカウントを持っているものの、主に自分の学習結果のサンプルしか置いていないし、業務でもGit使うようになってきたものの、基本的に一人開発が多いので、Pull Requestとかやったことがありません。
そこで、その辺りの雰囲気などつかめれば良いなーと思い、読んでみることにしました。
感想
タイトルにある「Web制作者」は、Webプログラマーだけでなく、デザイナーやディレクターなど「Web制作に関わる人たち」すべての人が対象になっているようです。
そのため、GitHubの使い方についても、アカウントの登録からスクリーンショット付きで丁寧に解説されているので、とてもわかり易い。
また、登場人物がディレクターとデザイナー2人による会話形式で説明されていることで、GitHub上でどのようにコミュニケーション・コラボレーションできるのか、という点についてもイメージしやすかったです。
細かいGitの使い方などまでは書かれていないので、すでにバリバリ使っている人であれば既知の情報が多いと思いますが、GitHubってこんなことができるんだ、ということについて知ることができるので、GitHubってなんだろうとか、これからGitHubを触ろうという人が最初に目を通すのにとても良いと思います。
個人的に役に立ったところ
GitHubの主要な特徴のひとつであるPull Requestについて、その作業の流れをなんとなく把握できた点が良かったです。
「何のため」の機能なのかは理解しているものの、実際にやったことがないこともあり、「どうやって」やるものなのか、という点については曖昧でした。
大きく2種類あるPull Requestのやり方について、それぞれの特徴と手順が紹介されていたので、今までよりもイメージがつかめた気がします。
- Fork式 - 自分のアカウントにフォーク(コピー)してPRする。リポジトリに編集権限がない場合など用いる。若干手順が複雑。
- Branch式 - リポジトリ内にブランチを作ってPRする。Fork式より簡単。
あとは実践あるのみだなー。
GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革 (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 大塚弘記
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (21件) を見る