gnupackでWindowsの環境変数PATHを引き継ぐ
gnupackを使いだして一つ困ったのは、Windows側で設定している環境変数PATHが引き継がれなかったことでした。
そのままだと、Windows側でも使うプログラムのPATHをCygwinやEmacs上で再設定しなければならず、二重・三重の管理となってしまうので避けたいところ。
そこで調べてみたところ、解決方法を見つけたのでメモ。
対象
項目 | バージョン |
---|---|
gnupack | devel 13.06-2015.11.08 |
解決方法
PATH =
として既存のPATHをクリアしているような記述を発見。
[Process Variable] CYGWIN_DIR = %ROOT_DIR%\app\cygwin\cygwin HOME = %ROOT_DIR%\home TMP = %TEMP%\gnupack TEMP = %TMP% SHELL = /bin/bash CYGWIN = winsymlinks:lnk MAKE_MODE = unix TZ = JST-9 LANG = ja_JP.utf8 # PATH = # ←この部分が既存の環境変数を消していたっぽい PATH = %PATH%;%EMACS_DIR%\bin PATH = %PATH%;%LOCAL_DIR%\bin PATH = %PATH%;%CYGWIN_DIR%\bin PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\script PATH = %PATH%;%ROOT_DIR%\app\vim PATH = %PATH%;%windir%\system32;%windir%;%windir%\system32\Wbem PATH = %PATH%;%WINDIR%\System32\WindowsPowerShell\v1.0
そこで、上記のように該当部分をコメントアウトすることで、既存のPATHも残るようになりました。
これにより、gnupackと共通で使いそうなものはWindowsの環境変数側に寄せることができるので、一元管理できて便利。