Flycheckのエラーリストのフォーマットが変わっていた
Emacsの静的解析にはFlycheckを使っていますが、発生しているエラーの一覧を表示する flycheck-list-errors
の各フィールドの幅が微妙に見難かったので、ちょっとフォーマットを変更して使っていました。
最近Pythonを触り始めてから、どうもFlycheckのエラーリストが1行しか出ないなーと思ったら、いつの間にかエラー一覧のフォーマットが若干変わっていました。
当初は以下のようなフォーマットにしていましたが、
(defconst flycheck-error-list-format [("Line" 4 flycheck-error-list-entry-< :right-align t) ("Col" 3 nil :right-align t) ("Level" 8 flycheck-error-list-entry-level-<) ("ID" 20 t) ("Message" 0 t) (" (Checker)" 8 t)])
この時点の最新版では、最後の "Message"
と "(Checker)"
が1フィールドにまとめられた形になっていましたので、それに合わせて設定も変更。
(defconst flycheck-error-list-format [("Line" 4 flycheck-error-list-entry-< :right-align t) ("Col" 3 nil :right-align t) ("Level" 8 flycheck-error-list-entry-level-<) ("ID" 20 t) ("Message (Checker)" 0 t)])
デフォルトの感じから、
こんな感じで、 "ID"
の部分を読み取れる程度に広げています。
ふだん書いているJavaScript + ESLintでチェックしているときは大丈夫だったので、チェッカーの実装の違いによるものでしょうか。
そんな感じで、タプルなる存在に翻弄されている今日このごろです。
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