WiMAX 2+とカケホライトと私
約1ヶ月半くらい前、9月も終わりの頃、いよいよ覚悟を決めてWiMAX 2+へ移行しました。
加えて、普段使っているドコモ回線契約も新しい料金プラン「カケホーダイライト」に変更したので、1ヶ月使ってみた感想でも書いてみようと思います。
WiMAX 2+へ移行した
昨年WiMAX契約を更新したときは、迷った末に見送りました。
主な理由としては、
- WiMAXは主に自宅回線として導入しているのに、WiMAX 2+は速度制限がかかるのは辛い(当時はまだ可能性でしたが)
- WiMAX 2+はデバイスプラス(機器追加オプション)ができない
- 自宅に人がいない時間帯は、外でWiMAXを使えた
というものでした。
現在も事情としては変わっていないので、正直なところ変えたくはなかったのですが、WiMAX 2+の全国展開の完了ととともに現行WiMAXは速度が3分の1も落ちることになり、そしていずれはなくなるだろうということになってしまったので、これはもう継続するか止めるかを決める時期かな、と思い始めたわけです。
WiMAX(2+)を継続した理由
このタイミングで決めたのは、まあ対応端末へ無料で乗り換えられるというキャンペーンが9月末までだったためです。
結局先に述べたような事情というのはあまり変わっておらず、基本的に自宅回線としてWiMAXを残すしか、ほぼ選択肢がない状況でした。
一番問題であった速度制限に関しては、いちおうUQコミュニケーションズとしても改善していくというリリースを出したので、まあそれほど期待はしていないものの、こういう事情なので、変えるなら少しでも損が少ないタイミングの方が良いと思い、決断しました。
選んだ端末&プラン
タダ替えで選べる端末はホームルータータイプもありましたが、持ち運びやすいモバイルルータータイプのHUWEI製のW01にしました。
Speed Wi-Fi NEXT WiMAX 2+ W01 マリン HWD31SLU
- 出版社/メーカー: UQコミュニケーションズ
- メディア: エレクトロニクス
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理由としては、
- 基本的には自宅回線用だが、家族で出かける場合には外でも使えそう
- (追加料金はかかりますが)au LTEオプションが使えるので、帰省や旅行時にも使えそう
- 奥さんも自分も、実家がWiMAXはおろかPocket WiFiも電波が届かない田舎なので…
といった感じです。
代わりに、まだしばらくは使えるWiMAX(1の方)は捨てることになるので、速度制限から逃れるすべはなくなった形になります。
カケホーダイライトへ移行した
ちょうどWiMAX 2+への移行を検討している頃に、ドコモからも新しい料金プラン「カケホーダイライト」が発表になりました。
今使っているXperia Z3へ機種変更したのが昨年11月。
そのときは、それまでの料金プランを変更する気はなかったのですが、分割払いにするには新しい料金プランへの移行が必須ということで、 不本意ながら カケホーダイ+パケットSという組み合わせに変更せざるを得ませんでした。
ふだんほとんど通話をすることがない自分にとっては、2,700円もする定額プランは不要、となると実質値上げになるため、その分をカバーすべく、データ通信に関してはパケットSを選択しました。
当時はWiMAX 2+の移行を見送ったこともあり、オプションのデバイスプラスを使うことで、外でのデータ通信はカバーできていましたので、加えて外出先の公衆無線LANなどを利用することで、月々のデータ使用量は2GBで収めることができていました。
そんな感じだったので、月額の料金が安いカケホーダイライトが発表されたときは即変更しようと思ったのですが、よくよく条件を見てビックリ。
パケットSは対象外!!!
当然企業として売上が必要ということは理解しますが、ユーザーとしてはまったく納得がいかない条件です。
そうなると、通話プランが2,700円から1,700円と1,000円下がるかわりに、パケットプランを3,500円から5,000円と1,500円アップしなければならないので、実質500円アップということになります。
以前は存在した 通話の利用頻度が低い人に合ったプランが欲しい だけなのに、なぜか 通話プラン安くしてあげるから、より高いパケットプランに変えてね という意味がわからない交換条件のため、そのときはいったんはカケホーダイライトへの移行は見送っていました。
長期利用割引(ずっとドコモ割)があった
ところで、そういえば自分はドコモユーザーとしてかれこれ15年超です。
その場合、長期利用割引が適用され、パケットMが800円割引になるのでした。(ついでに言うと、パケットSも600円引きではあった)
あらためて、その差分を考慮すると、ほとんど使わない電話料金を下げ、+300円でパケットMにできるとも言えます。
先に書いたとおり、結局WiMAX 2+へも移行せざるを得ない状況になってきて、デバイスプラスが失われることを考えると、この+3GB分をテザリングに回せば、外でもくもくするときなどにも使えます。
そういったことを踏まえ、まんまとキャリアの策にノセられている感に納得出来ない面はありつつも、カケホーダイ・ライト+パケットMに変更することにしました。
1ヶ月使ってみて
カケホーダイライトに移行してみて
10月末にXperia Z3のデータ使用量を確認したところ、約4.0GBでした。
うち、1.6GBはMacBook AirやNexus 7のテザリングで使っていて、スマートフォンの通信量は2.4GB。
スマホでも、あきらかに大きなデータや動画を観たりはさすがに控えていますが、それでも以前よりパケット量は気にせず使っていてこのくらいなので、スマホ+テザリングで5GBあれば、普段使いとしては充分なようです。
問題は5分を超えると有料になる通話プランですが、対策として、とりあえず試しに指定した通話時間が近づくと教えてくれるアプリを入れてみました。
Call-Timer - Google Play の Android アプリ
が、この1ヶ月間、5分以上の通話をすることがなかったので、まあ問題なさそう。
WiMAX 2+に移行してみて
そもそも自宅の位置が山に近いあたりのせいか、WiMAX(1)時代も2Mbps前後だったのですが、あまり変わりませんでした。
あと、やはり3日間3GB制限は厳しいですね。
特にITエンジニアとしては、開発環境のアップデートなどで、大きなデータをダウンロードすることは度々発生します。
つい最近もXcodeのアップデートなどありましたが、4GB近くありましたので、その時点で翌日の速度制限確定です。
こういう場合、Xcode単独ではなく、関連してSDKだったりシミュレータだったり周辺ツールのアップデートなども発生したりするので、1日で終わらなかった場合、翌日に持ち越されたアップデートは地獄です。
まあ、こればっかりは仕方がないので、制限のなかでやりくりして行こうと思います。
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