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Umi Uyuraのブログ

Titaniumを使ったスマートフォンアプリ開発を中心に、プログラミング関連の作業ログ。

Chromeリモートデスクトップのカーテンモードを試してみた

Chrome Mac Tips

少し前になりますが、自宅から会社のMacを操作する方法を探していて、Chromeリモートデスクトップを試したときのことを書いておこうと思います。

リモートデスクトップソフトで気になった点

リモートデスクトップ系のソフトは色々とあり、LogMeInやteamviewerなどいくつかを試してみたことがありますが、どれも少し気になる点がありました。

それは、リモートから操作している間、ホストとなるMac側にも操作中の画面が表示されており、かつホスト側からも操作が可能な点でした。

つまり、ホストPCが設置されている場所に第三者がいた場合、あまり見せたくない情報を見られてしまったり、その人に操作されてしまう可能性が出てくるということです。

基本的には会社に置いてあるホストPCを想定しているので、第三者と言っても同じ会社の人間であるのだと思いますが、とは言え、悪意がある人がいないとも限らないわけで、せめて操作はできなくするなどのオプションはないのかなーなどと思っていました。

※上記のソフトを試したのは結構前になるので、最近はどうなっているか調べていません。

※各ソフトにもそういった設定があったかもしれないのですが、ざっと見た限りでは見つけられませんでした。

Chromeリモートデスクトップのカーテンモード

そんなとき、Chromeリモートデスクトップには、カーテンモードという機能があることを知りました。

リモートでデスクトップを管理する - Chrome for Business ヘルプ

これを使うことで、リモートデスクトップを使っている時でも、ホストPC側のディスプレイには操作中の画面は表示されなくなります。

また、その間ホストPC側から全く操作できないわけではありませんが、操作するためにはホストPCのアカウントでログインする必要があるため、無防備というわけではなくなります。

f:id:umi-uyura:20140829120942j:plain

このようにログイン画面のような表示となり、リモートデスクトップ中のユーザーの横にそれとわかるチェックマークが付いています。

カーテンモードの設定方法

カーテンモードを使用するには、ChromeリモートデスクトップのホストPC側で設定が必要です。

plistを編集して設定

<user>/Library/Preferences/com.google.Chrome.plist

Xcodeのプロパティエディタなどで、上記plistを編集します。

RemoteAccessHostRequireCurtain というキーに対し、 StringYES と設定しました。

もしキーが見つからない場合は追加して設定します。

f:id:umi-uyura:20140929233223p:plain

コマンドライン(defaultsコマンド)での設定

Xcodeがない場合など、 defaults コマンドでも設定できるようです。

$ defaults write com.google.Chrome RemoteAccessHostRequireCurtain -string YES

上記のように defaults write にて設定します。

値が設定されているかどうかは、 defaults read で確認できます。

$ defaults read com.google.Chrome
{
    ...
    RemoteAccessHostRequireCurtain = "YES";
    ...
}

Chromeリモートデスクトップの注意点

導入も利用も簡単なChromeリモートデスクトップですが、1点注意点がありました。

ログイン状態でないと接続できない

ホスト側に導入するサービスがユーザー単位のようで、起動してもログインしていない状態では接続できませんでした。

つまり、リモートデスクトップを使うにはホストPC側で一度ログインしておく必要があり、例えば再起動してしまった場合などに再接続ができなくなる可能性があるので、その点は利用に関して注意が必要なようです。

Chromeリモートデスクトップへの感想

導入について

Chromeリモートデスクトップの導入方法については割愛していますが、このあたり(特集:外出先からPCを遠隔操作、「Chromeリモート・デスクトップ」のお手軽度 - @IT)の記事を読みつつ設定したら、とても簡単にできました。

リモートデスクトップを使いたいと思うような人であれば、Googleアカウントくらいは持っているでしょうし、メインでなくてもChromeも入っている可能性は高いと思いますので、

  • 無料で使える
  • サービス用の新しいアカウントを作らなくても良い(Googleアカウントが使える)
  • 新たなソフトの導入も不要(Chrome拡張機能の導入は必要ですが)
  • モバイルからもアクセスできる(現状Androidのみですが、iOSも年内にクライアントが登場予定?)

という点で、遠隔でPCを操作したいという場合には、とりあえず試しに使ってみるのも良いのでは、と思います。

パフォーマンスについて

パフォーマンスに関しては、私が使っているネットワークの回線の細さもあると思いますが、さすがに直接ホストPCを操作しているレベルではありませんでした。

やはり一つ一つの動作に数テンポ遅れてくる感じなので、速度が要求されるような処理には向かないかもしれません。

最後に

会社のセキュリティポリシーなどによっては導入できないケースもあると思いますが、数分の作業なのに会社のPCでないとできない!といった場合に、こういったリモートデスクトップを使えると、とても助かりました。